野口元郎判事がカンボジアの首都プノンペンにて講演を行った(2/12/2024)

日本国際平和構築協会の理事で、カンボジアのクメール・ルージュ政権による1970年代の虐殺を裁いた特別法廷で上級審判事を務めた野口元郎判事が、11月28日、訪問先のカンボジアの首都プノンペンで講演した。講演はカンボジア閣僚評議会と在カンボジア日本大使館の共催で行われ、野口判事は、特別法廷の成果として、 厳格な刑事手続きで事実を立証し、正義を実現したと述べた。そして、特別法廷が被害者や市民の参加を得て、加害者と被害者が共存する社会の融和に貢献したとの考えを示した上、今後この歴史の暗部を忘れられることのないよう将来の世代に引き継いでいき、平和の継続と再発防止のための努力を恒久的なものとするようカンボジア政府と国民に促した。(2/12/2024)

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