紛争後社会の復興に際しては平和な環境が重要であるものの、そうした社会では国家の正当性に関する土台が欠如しているため、暴力の不在自体がすぐさま発展に向けた動きにつながるわけではない。当該論文では、市民が持つ国家の正当性に関する認識が紛争時の公共サービスの経験によってなぜ、またどのように高まる(もしくは低まる)のか、について検討している。
Dr.ポポフスキーが”国際連合憲章の改正”と”国際連帯の権利”を出版
“Revising the UN Charter”(国際連合憲章の改正), Stimson Policy Brief, April 2023…
【開催案内】スーダンに関するオンラインセミナーを9月26日(木)に開催します。(10/09/2024)
参加を希望される方は9月23日までに以下のサイトからお申し込み下さい。
https://forms.gle/FbsQuQCgAKxLzyqj9
セミナー概要
【タイトル】“Sudan: Current Situation and Approaches by Development Partners”
【日時】 2024年9月26日(木) 20:00-21:30(日本時間)
【講演者】
石原陽一郎氏(世界銀行 スーダンカントリーマネジャー)
久保英士氏(JICA スーダン事務所長)
【言語】英語(同時通訳はありません)
【セミナー形式】公開(GPAJ会員以外の方も参加可能)
(10/09/2024)
【セミナー報告】2024年8月30日にオンラインセミナー「紛争影響下における気候安全保障」を開催しました。(30/08/2024)
【セミナー報告】2024年8月30日にオンラインセミナー「紛争影響下における気候安全保障」を開催しました。気候変動は我々の日常生活により深刻な影響を及ぼす要因となっていますが、本セミナーでは特に、気候変動が「紛争」や「平和構築」にどのように関わるかを議論しました。気候変動は紛争の過程に影響を及ぼし、また紛争が環境悪化の一因となっています。本セミナーでは、地球環境戦略研究機関(IGES)の岡野直幸研究員と日本国際平和構築協会(GPAJ)の坂根宏治理事より気候安全保障に関する最新の議論の状況を紹介するとともに、紛争のリスク低減のために気候変動にいかに取り組むべきかについて議論しました。(30/08/2024)