国会は2021年6月8日ミャンマー軍部の起こしたクーデターを強く非難した。(08/06/2021)
日本の外交官や学者とのオンライン会話の中で、ノーベル平和賞受賞者のジョゼ・ラモス・ホルタ元大統領は、日本の国会が民主的政治の原則を堅持してミャンマーで起きたクーデターを非難した決議案を2021年6月8日に衆議院で可決したことを賞賛した。
日本の外交官や学者とのオンライン会話の中で、ノーベル平和賞受賞者のジョゼ・ラモス・ホルタ元大統領は、日本の国会が民主的政治の原則を堅持してミャンマーで起きたクーデターを非難した決議案を2021年6月8日に衆議院で可決したことを賞賛した。
日本人3人の国連事務総長特別代表と3人の国連大使の提言です。詳細はここをクリックして下さい。
茂木敏充外務大臣へのミャンマー情勢に関するこの「提言」は、元国連事務総長特別代表の明石康(カンボジア・旧ユーゴスラビア)、長谷川祐弘(東ティモール)と山本忠通(アフガニスタン)と元日本国政府代表国連大使の大島賢三、神余隆博と星野俊也氏により作成された。提言はこちらからご覧ください。
世界の課題に取り組む国連の75周年記念行事の一環として明石康氏が言論NPOのインタビューで、国連は国際協調で中心的な役割を回復できるか語り、日本が国連改⾰で⽬指すべきなのは拒否権を有する常任理事国ではなく、「準常任理事国」として意⾒を⾔える場であると述べた。言論NPOのインタビューの全文はここをクリックして下さい。
ジュネーブにある国連欧州本部事務局の官房長官であるデビッド・A・チクヴァイゼシェフ氏は、世界がこれまでに経験したことのないほど壊滅的な危機に急速に瀕しているとの見解を述べた。特に軍縮協定の意図的な破棄、世界各地で大混乱をもたらしいる気候変動、数百万人を脅かす国内および地域の武力紛争、世界の大部分の悲惨な貧困、記録的なレベルでの難民の流入、国内と国家間の両方で拡大する不平等、貿易をめぐる紛争、膨大な債務、法の支配への脅威、そしてメディアや市民社会への攻撃などが、人と人、国と国、そしてコミュニティや社会の間の不信をもたらしている。これらに加えて、チクヴァイゼシェフ氏は、「基本的な行動規則を変える」COVID-19パンデミックが地球の全土にまたがる災害となったと指摘している。この急速に変化する環境において、連帯と包括性の原則に基づく新しい外交政策と実践が緊急に必要であり、市民社会からシンクタンク、学界、地域開発銀行まで、関連するすべてのグループを結集すべきである。そしてこれを行うことのできる唯一の方法は、現存する国連を中核とした多国間主義であると説いている。 Cadmus、Volume 4、Issue 2-Paln 2 – June 2020によって発行された彼の論文の全文については、ここをクリックしてください。
世界中でコロナ禍による緊急事態に対応するため、一連の対策の全面に人権を普遍的な価値として取り入れるよう要請する。同じ対策でも、例えば難民、紛争や暴力から逃れて来た避難民、ホームレスの人々、外国人労働者や研修員、貧困の中で生活する人々など、脆弱性の高い人たちに与える影響は大きいことを認識すべし。
安倍総理大臣は、新型コロナウイルスへの対応をめぐり、米中関係の対立が深まっているなか、日本は、WHOの総会において、公平で独立した包括的な検証を行うべきであるという決議案をEUや豪州等と協力をして提出をし、米国や中国も合意したと述べた。そして、日本は自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的な価値を共有する国々と手を携えながら、国際社会での重要な役割、責任を果たしていく意向を示した。(記者会見に関しては、首相官邸のウエッブサイトを参照して下さい。)