2. 行事報告
河野太郎外務大臣が国際連帯税を考えるシンポジウムで挨拶 (24/07/2019)
国連が設定した、2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)達成の為に必要な資金を確保する手段として考えられる、国際連帯税を論議するシンポジウムが、衆議院第1議員会館の国際会議場で開催された。谷本真邦氏による総合司会の下、午後1時半から午後5時にわたって、二つの討論会とフランス大使の報告を踏まえた宣言文を採択した。日本国際平和構築協会からは長谷川祐弘理事長、谷本真邦事務局長と井上健監事が参加した。
グローバル・ガバナンス 推進員会の国連改革に関する分科会が第一回目の意見交換会を開催する (23/07/2019)
基調講演:神余隆博グローバル・ガバナンス推進員会国連改革議長/関西学院大学教授/国連・外交統括センター長/元国際連合日本政府代表部特命全権大使;パネル討論者: 川端清隆福岡女子学院大学教授と髙瀬千賀子元国連地域開発センター所長
世界連邦国会委員会の衛藤征士郎会長の下で所属議員がグローバルガバンナンス推進の意義を語る (06/07/2019)
元衆議院議長の自由民主党の伊吹文明は現実を忘れては生きていけないが、理想を忘れては生きている値打ちがないと示唆し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は国益が過度に強調されていることに不安を覚えつつ、国際政治への関心が薄れる中、世界連邦が理想を掲げてきた歴史は大切であると述べた。国民民主党の玉木雄一郎代表が貧富の格差の拡大を阻止するためには世界連邦の理念・考え方が重要性であると述べ、公明党の井上義久元幹事長がグローバルガバナンスの必要性を痛切に感じていると指摘、共産党の笠井亮政策委員長が国連の SDGs 達成のため、国際連帯税なども真剣に議論すべき、柴山昌彦文部科学大臣は世界連邦で、政府、議員、それ以外のものも含めて、持続可能なガバナンスにむけ機運の醸成を求めた。社会民主党の福島瑞穂議員が国連改革や、G20 と安保理の関係、富の不平等是正や、SDGs 達成など、よりよい社会を作るためのグローバルガバナンス推進委員会が設立されたことを歓迎する。世界連邦国会委員会の事務局長の猪口邦子議員がグローバルガバナンス推進委員会で専門家の先生がたが、ポピュリズムの台頭とどう向き合うか、マルチラテラリズムの秩序とどうバランスをとるかの課題を討論することを歓迎する。詳細はこちら。(谷本真邦)
ステレンボッシュで開催されましたACUNSの年次大会に6人の日本人が参加 (22/06/2019)
南アフリカ、ステレンボッシュで、国連システム評議会(ACUNS)の2019年度研究大会が開催されました。全体会合ではキハラハント愛氏(東京大学准教授、ACUNS理事)がパネリストを務めました。またパネルにおいて、猪口絢子氏(大阪大学大学院)、植木安弘氏(上智大学教授)、勝間靖氏(早稲田大学教授)、藤重博美氏(青山学院大学准教授)、望月康恵氏(関西学院大学教授)がそれぞれ報告を行いました。会議全体に関してこちらをご参照下さい。
国連本部でのSDGs会議: 日本はジェンダーギャップを埋めSDG5の達成に邁進せよ (06/06/2019)
At an Interactive Forum Highlighting Japanese Initiatives Promoting the Sustainable Development Goals held at the United Nations Headquarters on June 6, Global Peacebuilding Association President Sukehiro Hasegawa explained the critically important roles played by co-chairs of the High Level Panel on the Sustainable Development Goals namely Susilo Bambang Yudhoyono, President of Indonesia, and Ellen Johnson Sirleaf, President of Liberia, as well as Emilia Pires, Timor-Leste’s Minister of Finance, who instilled the spirit of self-reliance in developing their own countries.
日本・中国・韓国及びモンゴルの専門家たちが、ドイツのFriedrich-Ebert-Stiftungに支援されたモンゴルのウランバートルで開催された4回目の会議で、国連平和活動を強化するための方法と手段について話し合った (23-24/05/2019)
日本から源田孝自衛隊元空将補、上杉勇司早稲田大学教授、山田真弓立命館大学教授、桜井祐子弁護士(元外務省経済条約課課長補佐)が国連システム学術会議(ACUNS)東京連絡所長の長谷川祐弘氏と共に参加した。国連からは、オペレーション支援局の伊東孝一上席企画官が参加した。
グローバルガバナンス推進委員会が設立される(15/05/2019)
超党派の国会議員により構成されている世界連邦日本国会委員会が2019年5月15日に開催された。衛藤征士郎世連国会委員会会長が開会の挨拶と総会議事説明をなされ、猪口邦子世連国会委員会常任理事が司会をされた。各党の代表として自由民主党の伊吹文明元衆議院議長、立憲民主党の福山哲郎幹事長、国民民主党の玉木雄一郎代表、公明党の井上義久副代表、日本共産党の笠井亮政策委員長、社会民主党の福島瑞穂元党首が挨拶された。柴山昌彦文部科学大臣がコメントされた。そして満場一致でグローバルガバナンス推進委員会を設立し、元国連事務総長特別代表の長谷川祐弘氏が座長に任命された。