日本国際平和構築協会
特別顧問
(任期: 2019年~)
ジョゼ ラモス・ホルタ
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ラモス=ホルタ(José Manuel Ramos-Horta)氏は、東ティモールの首都ディリ出身。東ティモールの独立運動に関わり、民族抵抗評議会共同代表。1996年にはノーベル平和賞を受賞。2002年から2006年まで外務大臣、2006年から2007年まで首相を務めた。2007年5月20日から2012年5月20日まで東ティモールの大統領を務めた。そして、2022年の4月の選挙で選ばれ、東ティモール民主共和国の大統領として2022年5月20日に再び就任した。 ラモスホルタ氏は、インドネシアによる東ティモール占領の24年間(1975〜1999年)、東ティモールの抵抗戦線のスポークスマンを務めた。フレティリン政党の創設者であったが、1988年に党を辞任し、独立した政治家になった。2002年に東ティモールが独立を達成した後には最初の外務大臣に任命され、政治的混乱の中で、2006年6月25日に辞任するまでこの役職に就いていた。 6月26日、マリアルカティリ首相の辞任に続き、ラモスホルタはシャナナグスマン大統領によって首相代理に任命された。そして 2週間後の2006年7月10日、東ティモールの2番目の首相に就任した。2007年には選挙で大統領に選出された。2008年2月11日には暗殺未遂の事件があった。 ラモスホルタ氏は2012年に大統領を辞任した後、2013年1月2日に国連事務総長特別代表およびギニアビサウ国連統合平和構築ミッション(UNIOGBIS)の長官に任命された。そして2014年10月から2015年6月までは平和維持活動に関するハイレベル独立パネル(HIPPO)の議長としての国連事務総長に任命された。 |
日本国際平和構築協会
特別顧問
(任期: 2019年~)
明石 康
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東大卒。バージニア大学大学院、フレッチャー・スクール大学院に留学後、1957年国連入り。1970年代には日本政府国連代表部で参事官、公使、大使を務める。1979年から1997年、国連の広報担当事務次長、軍縮担当事務次長、カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の国連事務総長特別代表、旧ユーゴスラビア問題担当国連事務総長特別代表。人道問題担当事務次長を最後に退官。国際文化会館理事長、スリランカ平和構築担当日本政府代表などを歴任。現在、国立京都国際会館理事長、日本国際連合協会副会長などを務める。 |